やわらか食

やわらか食とは

やわらか調整食イメージ写真

「やわらか食」は、きざみ食に代わるお食事です。

「凍結含浸法」という製造を施した食品です。「凍結含浸法」とは、食品を凍結・解凍させ、酵素を注入し食材の中心まで均等に軟らかく仕上げる製法です。広島県立総合技術研究所食品工業技術センターが開発し特許を取得しました。見た目や香り、栄養価を保ったまま歯茎や上顎でつぶせるやわらかさに仕上げています。

食材を柔らかくする「酵素」とは?

私たちの生活で酵素は身近な存在です。
私たちが食事を行うと必ず分泌される「唾液」や「胃液」は食べ物を栄養素に分解してくれる「消化酵素」です。食品を加工する際も「酵素」はよく使用されます。

よく知られているものは「キウイフルーツなどの酵素で肉を柔らかく仕上げる」というものでしょうか。キウイフルーツが持っている酵素の力(プロテアーゼ)によって肉のたんぱく質(コラーゲンやエラスチンなど)が分解されて軟らかくなるというものです。
また、味噌やヨーグルトなどの発酵食品は全て酵素の働きを利用した食品です。

やわらか食はこんな方におすすめ

生活活動レベルに合わせて、きざみ食からミキサー食の方までご使用いただけます。

  • 硬いものが食べられない方
  • きざみ食では食べづらい方
※ お召し上がり上のご注意 ※
やわらか食はあくまでも咀嚼能力(噛む力)が弱くなった方向けのお食事です。
少しでも嚥下障害があるお客様は十分ご注意してお召し上がり下さい。(嚥下障害の対応食ではございません)。
また、「噛む力」や「飲み込む力」には個人差がございますので、お召し上がりの際は十分ご注意下さい。